拓殖大学 政経学部 高橋智彦教授のゼミで講義しました
2019.5.24
5月23日、拓殖大学政経学部高橋智彦教授のゼミで長期資産形成についての講義を行いました。
高橋先生は「国際金融と金融」を専門にされていて、ゼミでは2年生から4年生まで総勢約60名の学生が在籍しています。昨日は、学年別のゼミでしたが、各学年で講義をさせていただきました。
写真は2年生のゼミでの様子です。
『高齢者が進む中、現在学生の皆さんが引退時期を迎える2060年頃には、引退後の生活費を年金でカバーできる割合は50%程度(現在は60%程度)にまで低下すると試算されている。平均寿命の延びもあり引退後の人生が長期間になることから、引退した時点では6,000万円程度の余裕資金を自ら確保しておく必要がある。
そのためには、これから社会人となっていく皆さんには、「超長期の資産運用」を勧めたい。
毎月、給料の10%程度など一定割合(無理のない割合でOK!)を投資信託や株式で積立運用をする。40年という超長期の時間があれば、相場の上げ下げの波も吸収していける。給料の一定割合を
毎月運用に回していけば、相場が下がった時は数量を多く購入できるので、平均購入単価を下げる効果もある。
これから、第4次産業革命が数十年にわたって本格化してくることが予想されている。現時点では想像できないような新しいサービスが生まれ、人々の生活に付加価値を生み出す可能性がある。第3次産業革命で、GAFAに代表される新しいいサービスを生み出した企業が株式市場の時価総額を大きく増加させた。第4次産業革命においても、同様なことが起こる可能性は十分ある。
超長期投資をスタートするのに、皆さんは良いタイミングで社会人になろうとしている。』
が講義の骨子です。
質問もいただき、若い学生の皆さんの関心の高さを確認しました。
また、若い世代に向けた、ライフプランや資産形成についての情報発信の大切さを改めて認識しました。
高橋ゼミの皆さんが、実り多い人生を送られることを応援しています。